１９９７．０９．１４

　ウズベキスタン戦は６−３で日本の勝ち。でもこれを前半と後半の二試合に分けて考えると前半は４−０で完璧勝利。後半はバテバテで２−３で日本の負け。一勝一敗ちゅう考え方もできる。

　俺はそろそろカズを使わんでもええんちゃうかと思ってたら、この試合でカズは４得点あげた。ええところで点とってくれよった。でもカズを使わんでも、の考えは変わってない。後半に西澤っちゅう若手が出てきて決定的なチャンスをはずしてすぐ変えられてもうたけど、その決定的なチャンスは西澤ならではのもので、他のフォワードならチャンスにもなってないはずや。俺はこの西澤とか、鹿島アントラーズにおる柳沢ちゅう１９歳の若手が出てこないかと期待してるが、柳沢に至っては日本代表にすら選ばれてないからしゃーないな。中盤は今は中田という選手ばかり起用されてるんやが、やっぱり沢登も出てきて欲しい。

　前園はどこ行ったんや。→　俺もそう思う。どこへ行ったんや、あいつのあの闘志は。オリンピックの予選までは、ほんまに良かった。

　オリンピックのブラジル戦とナイジェリア戦を山本が見たかどうか知らんけど、あの試合は二試合ともええ試合やった。二試合とも日本は一方的に攻められて相手がシュートを打てども打てども入らないという展開やったけど、どっちの試合やったか確かナイジェリア戦やったと思う。前園がオーバーアクションでわざとこけて、フリーキックを取りに行こうとしよって逆に審判から注意を受けた。（確かイエローカードをもらったと思う）あのプレーにはしらけさせられた。あの時日本はええ形になろうとしてたんや。

これは案外いけるぞ、と思った時やっただけに余計そう思うのかもしれんがそれだけやない。ブラジルもナイジェリアもものすごいフェアなプレイをしていた。日本選手に転かされそうになっても何とかこけんと身体を持ちこたえながら、プレイを続行させよった。そこでこけたら、ＰＫやとかいう場面でもそうやった。ましてやわざとこけるなんちゅう不細工な真似はせえへんかった。

　前園に限らずＪリーグではしょちゅうあんなプレイやってるんやろうけど、あのきれいな試合にはふさわしくなかった。アナウンサーも解説者も前園に同情的な事を言うとったけど、俺は違う。うせろ前園！！　せっかくのええ試合ぶち壊しやがって、おまえなんか二度と出てくんな。と思ったら、ほんまに出てけえへん様になってもうた。

　あいつが精彩無くなったんもあれからやな。ほんまの原因は絶対ちゃうとこにあると思うけど。